《昆布酒》の常備で、日々の料理が簡単アップグレード!

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ストックし始めてから半年ほどしか経っていないのに、すっかり手放せない存在になっている「昆布酒」。料理酒にだし用昆布を浸けておくだけ、という手軽さなんですが、超合理的なうえに活用の幅がとても広いんです!

私がこの昆布酒を知ったのは、尊敬してやまない料理発明家・白崎茶会主宰の白崎裕子先生から。数ある白崎先生の著書のなかで私が一番好きなのが、昆布酒も載っている《秘密のストックレシピ》です^^

今回はこの昆布酒の良さを書いてみました。ちなみに私は《こぶざけ》と呼んでいます。正解はわかりません(笑)。

昆布酒の使い勝手の良さとは……

使い始めて最初に「あ、これ良いな!」と思ったのは、単純に扱いがラクだったこと(笑)。私は普段一升瓶で料理酒を買っているので、毎回重い瓶を出してくるのが面倒だったんですよね……。

小瓶に移し替えようと思いつつそのままになっていたのですが、昆布酒を仕込むことで結果的に小さい容器に入れるようになって、それがすごーく快適!!

それ以来、料理で使うお酒はすべてこの昆布酒に。昆布の旨みが邪魔になるようなら一升瓶から使えばいいのですが、今のところそんなシーンに直面したことはありません(笑)。

お酒のなかですっかりふやけた昆布も、そのまま捨てるのはもったいない。昆布酒が減って水面から昆布が顔を出すようになったら少しずつ取り出して

  • ご飯を炊く時にお釜にイン
  • 味噌汁の出汁をひく時にだしパックと一緒にイン

など、最後は火を通す用途で使うようにしています。

「昆布水」が一週間以内で使い切らなければいけないのに対し、昆布酒は冷蔵庫で一ヶ月は保存可能なのも嬉しいポイントです。

【2020.09 追記】
最近は昆布は一口大に切り、更に干し椎茸のスライスも一緒に漬けこんでいます。その方が昆布も使いやすいし(だいたい私がつまみ食いの段階で食べちゃう・笑)干し椎茸のお陰で旨みの幅も広がります。椎茸を入れると、少し色目は濃くなりますけどね。もはや昆布酒じゃなくて出汁酒、かな(笑)。

焼き魚 × 昆布酒

最近のお気に入りの使い方は、焼き魚の表面に昆布酒を回しかけ、軽く塩を振ったうえで、グリルパンで蒸し焼きにすること! ! サバでもタイでも、何でも美味しい!

グリルパンも、相変わらず二日に一度くらいの頻度でヘビーユースしております。野菜も肉も魚も、グリルパンを使えば簡単に「ごちそう」風になってくれるので♡

酒蒸し風にしたければ、たっぷり昆布酒を回しかけます。それだけだとグリルパンの底が焦げつきやすいので、底に少し水を張っておくと◎。 使う昆布酒が少量であっても魚の表面に照りが出て、美味しそうな見た目に焼き上がります^^

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昆布酒を振って焼いた魚は、そのまま食べてももちろん美味しいけど、私は自家製塩柚子(塩レモンの柚子版です!)のペーストを添えて食べるのがたまらなく好きです♡

温め直す場合は、少しだけ深さのあるお皿に、焼いた魚とグリルパンに残った「汁」を大さじ1〜2くらい一緒に入れておくのもおすすめ。ラップをかけてレンジでチンすれば、しっとり香りよく温まります^^

炊き込みご飯 × 昆布酒

昆布酒は加熱することなく、昆布水と同じように昆布の旨みをじっくり引き出して作ります。なので炊き込みご飯のような「元々料理酒とだし昆布をどちらも使うようなレシピ」でも、いつも以上の旨みが期待できますよね。

つい先日、宅配業者オルターの「おまかせ野菜セット」で皮つきのとうもろこしが届いたので、早速とうもろこしご飯にしてみました^^

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今回はシンプルに、包丁でこそいだとうもろこしと、とうもろこしの芯、塩、あとは昆布酒と取り出した昆布だけで炊飯。わざわざ白だしを用意しなくても、昆布酒と昆布を一緒に炊き込めば、十分だしの効いたご飯が楽しめます!

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昨日Facebookにとうもろこしご飯のことをアップしたら、御幣島の雑貨屋Tickle。のオーナー・山田奈央さんが「デトックス効果の高いとうもろこしのヒゲも、みじん切りにして一緒に炊くといいよ!」と教えてくれたので、次回からはヒゲも追加してみよう♪

塩麹水 × 昆布酒

塩麹を手作りした時にできる上澄み液《塩麹水》と昆布酒で作る、《白だし風調味料》については別記事を書きました!

自家製だからこそのお楽しみ♪《塩麹水》と《白だし風調味料》

2020.09.20

おわりに:昆布酒以外にも、役立つレシピが満載!

この昆布酒に限らず、白崎先生の《秘密のストックレシピ》には、ちょこちょこっと作っておくと日々の料理をグッと時短 & アップグレードしてくれる、スマートナチュラルなレシピがたーくさん載っています^^

私が特にお気に入り & 常備しているのは

  • 米粉とココナッツオイルで作る植物性の「ホワイトルウ」
  • えのき3袋で作る「なめたけ」
  • ちょっと和風なウ○イパーこと「中華スープの素」
  • にんにくをオイルに浸けておくだけ!「ガーリックオイル」

あたりでしょうか。あれもこれも、自分好みの材料で作れてしまうんだー!と思うとワクワクしてしまうのは私だけかな(笑)

オールベジ(動物性不使用)やグルテンフリーなど、アレルギーっ子をお持ちのママに心強いレシピもたくさん載っていて、本当におすすめの一冊ですよ^^

私の時短料理マストアイテム!魚焼きグリルで使う「グリルパン」 

昆布も煮汁も無駄にしない♪ 残り汁はリメイクできる!菅野のなさんの「ていねいな時短ごはん」もおすすめです^^

この記事を書いた橘花(kikka)ってこんな人