発酵と和ハーブに学ぶオンラインサロン《あわとりえ》のご案内

2/11から3/21まで【日本の有用植物を描いた《和ハーブ手ぬぐい》制作で、植物文化を次世代に繋げたい!】というクラウドファンディングをCAMPFIREにて公開しておりました。

そのクラファンのリターンのひとつとしてオンラインサロンの会員権を出品したのですが、その詳細をこの記事でご案内しております。

オンラインサロンの主旨について

主旨はズバリ、私の研究テーマである《日本で昔から有用されてきた微生物(発酵)と植物(和ハーブ・野草・薬草)の智慧を活かした、持続可能な暮らしと在り方》についての講座のオンライン開催や、メンバーの皆さんとのコミュニティ作りです。

サロンを主宰し、メイン講師を務めるのは私ですが、タイトルに《発酵と和ハーブ学ぶ》と入れた通り、私から知識を学ぶというよりは微生物と植物の生き様から、自然とは生命力とは循環とは豊かさとは......といったことを感じ取って欲しい、と思っています。私の役目は、そのアテンドといったところでしょうか。

私自身が痛感していることですが、田舎暮らしを始め、今まで以上に微生物や植物の命の営みを目の当たりすることで「ありがたいな」「豊かだな」と思う機会が何倍にもなりました。そういった四季の変化や自然の恵みに対する感性が磨かれることは、薬効成分や腸内細菌叢への影響よりもはるかに重要だとも思っています。

これまでも発酵や和ハーブの単発講座を開催し、そんな想いをお伝えしてきましたが、いつも気になっていたのは「講座の後のこと」......。講座で聞いたことをいざ暮らしに取り入れてみたとき、色んな疑問がわいてくるだろうし、うまくいったことはシェアもしてほしい。特に発酵や熟成を伴うものは、仕込んでからの経時変化を見守ることが大事なのに、単発だとそこのフォローがなかなかしづらい......。

 

その点オンラインサロンなら、いつでも気軽に相談してもらえるし、出来上がったものの品評会を開催することも可能です。そして四季を通して、お住まいの気候風土に合わせた《発酵と和ハーブのある、持続可能な暮らし》をおひとりおひとりが作りあげていくお手伝いができたらな、と。

発酵と和ハーブの恵みは、ルーティンとして暮らしに落とし込んでこそ! 美味しく楽しく心地よく続けていたら、気づいたらQOLがあがっていた......そのためにも、《その人のライフスタイルに合った方法を見つける》ことが肝。オンラインサロンで継続的に関わることで、その部分を丁寧にサポートいたします。

オンライン開催する講座やワークショップについて

サロン内で開催する講座やワークショップは、月会費のみで参加できます。手ぬぐいの活用方法はもちろん、和ハーブ・薬草の見分け方、薬効を活かした調理方法、手作りコスメや入浴剤作り、発酵の基本、手前味噌仕込み、麹づくりなど《発酵と和ハーブ》をメインテーマに月2回開催します。メンバー限定で、厳選材料キットなども販売予定です。

一例としてこんな内容を考えています^^

また、パーマカルチャーやゼロ・ウェイスト、ナチュラルクリーニング、和服生活、防災・備災、和暦、カタカムナなど、私自身が現在進行系で学んだり取り組んだりしているサブテーマについても幅広く共有します。月に1回は、テーマだけを決めたトークルームで、ゆるゆると交流や情報交換もしたいです^^

《持続可能な暮らしと在り方》に繋がることは、メンバーからのアイデアも大歓迎です。今回クラウドファンディングで予想以上に多くの方がご参加くださいましたので、外部講師を招いた特別講座なども企画していく予定です!

【あわとりえ{awAtelier}】とは

サロンの名称【あわとりえ{awAtelier}】には、サヌキアワのアワ(女性性)+和文化+それらを愉しむアトリエのような場にという想いを込めています。実はサロンの裏テーマは《和魔女のアトリエ》なのです。

和魔女とは......
日本古来の叡智を伝承する純粋な自然崇拝者。日本文化に、今に生きる女性たちの感性を加えた新しい時代の創造者。Japanese Wiccan。(Facebookグループ《和魔女党》より一部抜粋、引用)

本来、魔女とは童話に登場するような恐ろしげな存在ではなく、自然の摂理に聡く、植物使いの智慧や物事の本質を見抜く目に長けた賢い女性達のことでした。中世ヨーロッパのイメージが強い魔女ですが、植物大国である日本にはごく当たり前に......魔女だと特別視されることさえないほど身近に、魔女的存在がいました。近代化とともにすっかり身を潜めてしまった魔女ですが、この令和の日本にも、和魔女の素養を持つ方はたくさんいらっしゃいます。

 

コロナ禍に象徴されるように、今時代は激動の真っ只中。そしてこの様々な変化のうねりは、今後数十年......長ければ百年以上続くのではと私は考えています。私たちだけでなく、子どもや孫の世代までもがこの変化を賢くたくましく生き抜くために、溢れる情報に振り回されることなく本当に必要な智慧を共有したり、お互いの得意なことや余剰物をシェアし合ったり、和魔女の心の拠り所となるような《場》を作りたい......【あわとりえ{awAtelier}】には、そんな想いも込めています。

私の拙い手描きで恐縮ですが、頭の中にはこんなロゴのイメージも。微生物、植物、動物などが環になって助け合っているその中心に和魔女がいる.......【あわとりえ{awAtelier}】の目指す世界観が少しでも伝わったら嬉しいです^^

 

運営方法や会費について

オンラインサロンはFacebookのグループページを使って運営するため、ご参加いただくにはFacebookアカウントが必要です。また、オンラインの講座やワークショップはZoomを使って開催し、後日録画したものをサロン内で配信します。リアルタイム参加が難しい場合でも、録画でお好きな時にお楽しみいただけます。

第一期となる2022年4月〜6月はクラファン終了と共に募集を締め切りましたので、第二期以降で参加を希望される方は、LINE公式アカウントにご登録いただいた後「サロン案内希望」とチャットでご連絡ください。サロンの会費は月額2,000円、第二期以降は半年または一年単位での募集を予定しています。

私も《持続可能な暮らしと在り方》について道半ばの身ですが、同じ想いを持つ和魔女たちが集まり・繋がることでたくさんの智慧を分かち合い、より良い暮らしづくりに活かしていただければ幸いです。

おわりに

《和ハーブ手ぬぐい》という商品を企画したのは、2019年の秋でした。クラファンで制作費を集めよう!と思いついたものの、リターンに何を用意すればいいかなかなか浮かばず......。と同時に、継続的なフォローができるコミュニティを作りたい!という想いもあり、それらが結びついて《オンラインサロンの会員権リターン》が生まれました。

とてもありがたいことに、クラウドファンディングは目標金額500,000円→最終金額810,500円と予想以上にたくさんのご支援をいただくことができました。ひとえに、応援してくださった皆さまのお陰です。ありがとうございます!!

これからはオンラインサロンの運営とともに、手ぬぐい制作にも本腰を入れて取り組む所存です。今後もインスタグラムフェイスブックで進捗を報告して参りますので、フォローやコメント等々で見守っていただければ幸いです^^♡

 

この記事を書いた橘花(kikka)ってこんな人