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丁寧でからだにやさしいこと(Natural)と効率的で便利なこと(Smart)を両立させたい自然派ライフハッカーのブログ。二人娘を放牧育児中 & ただいま第三子妊娠中。

読んで味わう、作りたくなる《食と料理の物語・小説編》

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元々食べることが大好きで、そこから料理を始めたり、食と健康の関係を学び始めた私。レシピ本などの実用書を読んだり、講座に参加して得たものも多いですが、ただただ楽しく読んでいる漫画や小説からヒントをもらうのも大好き^^

特に今、第三子妊娠中で引きこもり生活をしているせいか、家でゆるゆる漫画や小説を読んで、味に想像を巡らせてみたり実際にそれを作ってみたりするのが、地味に楽しい……。


料理やグルメに関する作品ってたくさんありますが、私が特に心惹かれる作品に共通しているのは

 

  • 単なるグルメではなく、食のサブテーマ(制約)がある
  • そのサブテーマのなかで、登場人物の試行錯誤や創意工夫が感じられる
  • 植物、四季や自然、暮らしを感じられる(酒・肉・魚・スイーツは、時々出てくるくらいでOK・笑)
  • 実際に自分が暮らしに取り入れたくなるような描写である
  • なおかつストーリーが面白ければ最高♡


といったことだなぁ……と、改めて気づきました。

そこで今回は《食と料理の物語・小説編》として、私が好きな小説作品を紹介してみます♪


みをつくし料理帖(髙田郁・完結)

・本編:全10巻 + 特別巻「花だより」1巻
・レシピ本:「みをつくし献立帖」1巻

 

<あらすじ>

幼い頃に水害で両親を亡くし天涯孤独となった大坂出身の女料理人・澪が、慣れない江戸の料理屋「つる家」で腕を振るい、料理の道に精進していく物語。そんな澪の前には水害で生き別れになった幼馴染・野江との思いがけない再会や、身分違いの恋など、様々な困難が待ち受けていて……。

<感想・レビュー>

累計330万部突破のベストセラー時代小説です。冷蔵庫などない江戸時代、旬の食材のみを用い、身体と心と懐にやさしい料理を澪が知恵を絞って考えていく様は、推理小説のように面白いです。大坂と江戸の文化の違いについても、なるほどな~唸らされること多し!

挿絵のない小説でありながら、その料理の描写はとても繊細。そして涙なしには読めない、人情あふれるストーリー……。私がこんな記事を書くほどに、食にまつわる作品に興味を持ったのも、元はと言えばみをつくし料理帖のお陰です♡
 

グルメ度:★★★★★   
豆知識度:★★★★☆ 
ストーリーの完成度:★★★★★  

本編ラストシーンから3,4年後を描いた短編4つが収録された特別巻「花だより」が先月発売されました^^

<そそられるひと皿>

・とろとろ茶碗蒸し
・ほろにが蕗ご飯
・大根の油焼き(お手軽割籠)
・鰆の昆布〆
・氷豆腐の揚げ物(かのひとの面影膳)
・卵黄のみりん粕漬け(麗し鼈甲珠) など

長い作品なので、食べてみたい料理もたくさん!挙げだすとキリがないので、ごく一部だけ。実際に作ってみたものも幾つかありますね。料理のネーミングにも趣向が凝らされています^^

<関連作品>

2012年と2014年に、テレビ朝日で全2回のスペシャルドラマ(主演:北川景子さん)で放映されたほか、2017年にNHKで全8回の連続ドラマ(主演:黒木華さん)になっています。


個人的には、原作の世界観が丁寧に再現されたNHK版がお気に入り。続編制作にも期待しています!! こちらはTSUTAYA TVやU−NEXTで動画配信もされてますよ^^

▽月額933円の《TSUTAYA TV》は初回登録時30日間無料

▽月額1,990円の《U-NEXT》は初回登録時31日間無料



私はノーチェックですが、岡田理知さん作画でコミック版も出てますね。 今のところ7巻まで既刊ですが、ここまでで原作小説2巻分なので、完結するまでまだまだ先は長そうです(笑)。

個別で《みをつくし料理帖》の紹介記事も書いてます!

  

植物図鑑(有川浩・完結)

・全1巻
・巻末に野草料理レシピ5つ付き

 

 

<あらすじ>

料理苦手な一人暮らしのOL・さやかが、家のそばで行き倒れていた樹(イツキ)を介抱したことから始まった、不思議な同居生活。植物オタクで家事も完璧にこなすイツキは、さやかを「狩り」と称して野草摘みに誘い出し、その野草を使って様々な料理をさやかに振る舞う。でもあまり素性を明かしたがらないイツキは、ある日突然姿を消してしまい……。


<感想・レビュー>

さやかとイツキの恋愛描写は、わりと甘め(笑)。でもそこに、イツキの野草うんちくや美味しそうなレシピが、いい緩衝材になっていて読みやすいです。食べたことのない野草の味を、あれこれ想像するのも楽しい。何気なく通り過ぎていた草むらを、思わず覗き込みたくなります!
 

グルメ度:★★★★☆   
豆知識度:★★★☆☆ 
恋愛甘酸っぱい度:★★★★★ 


<そそられるひと皿>

・ノビルとセイヨウカラシナのパスタ
・イタドリの中華風炒め
・ユキノシタの天ぷら
・イヌビユの柳川風
・スベリヒユのからし酢味噌和え など

食べてみたーい!と思ったものはたくさんありつつも、まずはその季節に野草を探さないといけないので、ハードルは若干高めかも(笑)。


<関連作品>

2016年に、高畑充希さん主演で映画化されてます。タイトルは《植物図鑑 運命の恋、ひろいました》。サブタイトルの通り、原作以上にラブストーリー推し。期待していた「狩り」や料理の様子は少なめだったけど、一部とはいえ映像で観られたのは嬉しかったな^^


映画はHulu、U-NEXT、FODなど各社で動配信されてます。

▽月額933円の《Hulu》は初回登録時2週間無料

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西の魔女が死んだ(梨木香歩・完結)

・全1巻

 

 

<あらすじ>

感受性が高く、学校生活に行けなくなってしまった中学生のまいは、西の魔女こと母方の祖母の元で田舎暮らしを始めます。早起きや家事の手伝いといった《魔女修行》や、イギリスで生まれ育ったおばあちゃんの芯の通った温かな言葉によって、次第に意志が強くなっていくまいの成長の物語です。


<感想・レビュー>

料理小説というカテゴリではありませんが、自生するハーブを取り入れた丁寧な暮らしなど心惹かれる箇所がたくさんあり、何度も読み返したくなる作品です。読後感が爽やかで温かいところもポイント!

グルメ度:★★☆☆☆   
豆知識度:★☆☆☆☆ 
ストーリーの完成度:★★★★★ 


<そそられるひと皿>

・キンレンカとレタスのサンドイッチ
・ワイルドストロベリージャム
・ミントティー & セージティー など

レシピらしいレシピはないものの、色んなシーンで植物や食がキーアイテムとして登場します^^

<関連作品>

2008年に映画化されています。原作の雰囲気が丁寧に再現されており、おばあちゃんとまいのキャスティングやロケーションもイメージぴったり。私は映画版も大好きです♡


Amazonプライム・ビデオ、FOD、U-NEXTなどで映画版が視聴できます。

▽Amazonプライム会員なら無料で視聴可能

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▽月額888円の《FODプレミアム》は初回登録時1ヶ月無無料

 

おいしいベランダ。(竹岡葉月・未完)

・既刊1~5巻
・各巻末に1つずつレシピ掲載あり
・スピンオフ小説《恋するアクアリウム。》1巻完結

 


<あらすじ>

隣に住むイケメンデザイナー・葉二に密かに憧れていた、一人暮らしを始めたばかりの女子大生・まもり。ひょんなことから葉二にピンチを助けられたまもりは、葉二の部屋で夕食をご馳走になることに。その時目にしたものは、まもりの妄想とはほど遠い、ジャージ姿でベランダ菜園に精を出す葉二だった……!

<感想・レビュー>

 「俺、食えるものしか育てる気ないから」という葉二のセリフがいきなりツボりました(笑)。買った野菜を使いきれずダメにするくらいなら、ベランダで育ててしまえ!という葉二の合理的な発想も好き。11歳差の《ちょっと鈍くさい女子と毒舌男子》の恋愛模様を、こそばゆく思いつつも見守ってます。表紙のイラストが毎回可愛いです^^
  

グルメ度:★★★★☆   
豆知識度:★★★☆☆ 
恋愛ドタバタ度:★★★★★ 

 

<そそられるひと皿>

・海鮮サラダ丼
・トマトとバジルのオニオングラタンスープ
・ローズマリーとレモンのケーキ
・山盛りリーフレタスと生姜焼きのサンドイッチ
・チーズとハーブのクッキー など


べランダで育てた野菜を、葉二が手際よく料理するのが小気味良い。シンプルに蒸して食べる!みたいなシーンも多く、自分で育てた野菜の味は格別だろうなぁとしみじみ思います^^

<関連作品>

・スピンオフ小説


《恋するアクアリウム。》は、本編でまもりに恋心を寄せていた、大学の友人で魚オタクの佐倉井くんと幼馴染・桐子の恋物語。

主人公の桐子が料理上手なので、美味しそうな描写も出てきます。本編は菜園モノなので野菜料理だけど、こっちは魚がテーマなので「鰯のポテトグラタン」や「鯛のアクアパッツァ」など魚料理中心。いずれ本編のどこかに、桐子も登場するんだろうな♪

 

・コミック版


原作の表紙イラストを描かれている、おかざきおかさんによるコミック版1巻が今月発売になったばかり。Amazonの《なか見!検索》で第1話が最後まで読めたのですが、小説の1章がコミックの1話に相当しているっぽいので……コミック1巻で小説2巻の半分まで進んでる、かな?

同じ方が作画されているあたり、原作ファンにとっても違和感がなさそうで良いですね♪

追加:農業男子とマドモアゼル(甘沢林檎・未完)

・既刊1~2巻

<あらすじ>

失恋と失業のダブルパンチに見舞われた30歳の恵里菜は、たまたま目にした長野県での婚活バスツアーに参加する。そこで出会ったイケメン農業男子・優真に掛けた何気ない一言に「農業舐めてんの?」と突っかかられて腹を立てた恵里菜は、長野に移住し農業を始めることを決意する。農業指導者として、優真と気まずい再会も果たし……。

<感想・レビュー>

恵里菜が移住・就農するまでの経緯はやや強引?と思ったものの、その後の農業に関する描写はとても真面目でなるほど……と思うことが多かった! 著者の実家がいちご農家ということもあってか、恵里菜に農業を指導する優真の言動はリアリティあり。農業6:恋愛4くらいと思った以上に硬派で、だからこそ二人の恋愛も微笑ましく見守れました^^

ちなみに、なぜか1巻と2巻で表紙のイラストレーターさんが違うのですが、個人的には1巻の方が二人の個性が出てて断然良かったな~。

  

グルメ度:★☆☆☆☆   
豆知識度:★★★★★ 
恋と仕事のバランス度:★★★★★ 


<そそられるひと皿>

畑で採れたての野菜を食べるシーンはちょこちょこありますが、料理らしい料理の描写は少ないかな。でもどう育つのかを知れることは、野菜に対する愛着を増やしてくれて◎

おわりに

と、こんな感じで《食と料理の物語・小説編》、お気入りの5作品を紹介してみました。漫画に比べると、正直小説はまだ少ししか知らないなぁ……。

きっと私が知らないだけで、知ればどハマりしちゃう作品はまだまだ世の中にあるはず! そういう作品に、これからもっと出会えたらいいな~という願いも、この記事に込めてみました。こんな小説あるよ!オススメだよ!!という作品があれば、コメントなどで是非教えてくださいね^^

 

近々《食と料理の物語・漫画編》も書く予定です♪

 



《みをつくし料理帖》の「麗し鼈甲珠」作ってみました野草ブームが来たのは《植物図鑑》の影響もあり!

当ブログ管理人・上田涼子ってこんな人^^

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