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丁寧でからだにやさしいこと(Natural)と効率的で便利なこと(Smart)を両立させたい自然派ライフハッカーのブログ。二人娘を放牧育児中 & ただいま第三子妊娠中。

読んで味わう、作りたくなる《食と料理の物語・漫画編》

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少し前に書いた記事《食と料理の物語・小説編》に引き続き、今回は《食と料理の物語・漫画編》です。


 

私が心惹かれる作品の共通項は、前回と同じく 

  • 単なるグルメではなく、食のサブテーマ(制約)がある
  • そのサブテーマのなかで、登場人物の試行錯誤や創意工夫が感じられる
  • 植物、四季や自然、暮らしを感じられる(酒・肉・魚・スイーツは、時々出てくるくらいでOK・笑)
  • 実際に自分が暮らしに取り入れたくなるような描写である
  • なおかつストーリーが面白ければ最高♡

なんかに当てはまっているものです^^

では早速行ってみましょー♪ 

もやしもん(石川雅之・完結)

・全13巻

<あらすじ>

某農大に入学したばかりの沢木惣右衛門直保は、肉眼で菌たちが視えてしまうというちょっと不思議なチカラを持っている。幼馴染の蛍、沢木のチカラを利用しようと目論む樹教授や個性豊かな研究室の先輩たちによる、菌や発酵、農業をめぐる、ゆるーい青春群像劇。農大ならではの一風変わった新歓祭や収穫祭などの学内イベントも見どころです。

<感想・レビュー>

もやしもんの特徴は、なんと言っても沢木が視ている《キャラクター化された菌たち》でしょう!! 特に黄麹菌・オリゼーの可愛さにハマる人は多いはず。沢木は種麹屋(もやし屋)の跡継ぎなので、沢木もオリゼーに好かれていてそれが微笑ましい♡ 目に見えない菌がキャラクターになっていることで、発酵や菌にすごーく愛着がわきました。

欄外の細かい解説や樹教授の独り言にまで目を通せば、発酵文化や農業に関する豆知識がかなり得られます。恋愛要素はほとんどなく、まったりのんびり楽しめる作品です。

グルメ度:★★☆☆☆
豆知識度:★★★★★
菌キャラ萌え度:★★★★★

 

<そそられるひと皿>

もやしもんの場合、そそられるというより、シュールストレミング(ニシンの缶詰)とかホンオフェ(エイの発酵刺し身)とかキビヤック(アザラシの腹に海鳥を詰めた発酵食品)とか、世界各国の強烈な発酵食品の方が印象に残ってるかも……(笑)

あとは日本酒やワインなど、お酒のうんちくもたくさん出てきますね^^ 

<関連作品>

・テレビアニメシリーズ

2007年の「もやしもん」、2012年の「もやしもん リターンズ」と2期に渡ってアニメ化しています。内容は1期でコミック4巻まで、2期で6巻まで。以降はアニメ化されていません。

菌どもの浮遊感やなんとも言えない動きがアニメで見られたのは満足度高し! ただ個人的に、樹教授の声だけが最後まで馴染めませんでした……(笑)


・テレビドラマ 

2010年には中村優一さん主演で実写ドラマ化もされていますが、私はある登場人物のキャスティングに違和感があり過ぎて2話目で脱落……。美里役を、モデルとなった笑い飯の西田幸治さんご本人が演じてるのは、面白かったんですけどね~。



アニメ版は2期ともFOD・Hulu・ TSUTAYA TVで、ドラマ版はFODとTSUTAYA TVで配信されています♪


▽月額933円の《Hulu》は初回登録時2週間無料

▽月額888円の《FODプレミアム》は初回登録時1ヶ月無無料

▽月額933円の《TSUTAYA TV》は初回登録時30日間無料

  

リトル・フォレスト(五十嵐大介・完結)

・全2巻 

<あらすじ>

岩手県の小さな集落・小森で自給自足のスローライフを送る主人公・いち子の春夏秋冬の暮らしを描いた物語。山で季節の山野草を採ったり、畑で野菜を育てたり、それらを保存食にしたり、鴨を解体したり……と田舎暮らしの大変さや豊かさをリアルに伝える、力強い作品です。

 

<感想・レビュー>

著者の五十嵐さんが、実際に体験された自給自足生活をベースに描かれているので、生々しく考えさせられる場面もあって、それがいい。絵のタッチがやや個性的なので、後に紹介する映画版の方が入りやすい人も多いかも!

グルメ度:★★★★☆
豆知識度:★★★☆☆
自然の豊かさ度:★★★★★


<そそられるひと皿>

・ミズ(ウワバミソウ)のとろろ
・ハシバミのヌテラ風
・くるみごはん
・納豆餅
・栗の渋皮煮

旬の山や畑の恵みをダイレクトに味わうシーンは、本当に贅沢で豊かだなー!と思います^^ 近くにお店がないため、春から秋の収穫を自分たちで漬けたり干したりして、冬の食料をまかなうところなどもとても興味深いです。

<関連作品>

夏・秋・冬・春の4部作で、岩手県ロケで一年掛けて映画が制作されています。主演は橋本愛さん。2014年に《夏・秋編》、2015年に《冬・春編》と2作ずつ上映されたようです。

ドキュメンタリーのような淡々とした作品でしたが、四季の自然の映像がとても美しく、作中の料理の再現率も高く私はとても好き! 原作漫画より、一般ウケしそうな気がします^^


映画版は、Amazonプライム・ビデオ、Hulu、FODなどで配信されています。

▽Amazonプライム会員なら無料で視聴可能

▽月額933円の《Hulu》は初回登録時2週間無料

▽月額888円の《FODプレミアム》は初回登録時1ヶ月無無料

 

個別で《リトル・フォレスト》の紹介記事も書いてます!

  

にがくてあまい(小林ユミヲ・完結)

・本編:全12巻
・番外編:1巻(第13巻)
・公式レシピブック:1冊

<あらすじ>

大手広告代理店勤務の独身キャリアウーマン・マキは、ひょんなことから美術教師・渚の家に転がり込むことに。イケメン・モデル並のスタイル・料理上手といかにもハイスペックな渚を狙うマキだが、渚はゲイであることをあっさり告白。男運のない女と、女に興味がない男の奇妙な二人暮らしは、波乱万丈な人生を送ってきた友人知人達を、次々に巻き込んでいって……!

<感想・レビュー>

ベジタリアンな渚が作る料理の描写もさることながら、登場人物のキャラが軒並み濃いうえに、ストーリーの展開もめまぐるしくて、一読目はついていくだけで必死(笑)。コメディーなのに泣けるシーンが何度もあって、色んな意味で「お腹いっぱい」になりました。個人的には下ネタのさばけ具合も好き♡(笑)

最近教えていただいたばかりの作品なので、これから何度も読み返します! 
 

グルメ度:★★★★★  
豆知識度:★★★☆☆
ヒューマンドラマ度:★★★★★

 

<そそられるひと皿>

・冬野菜の雑穀(ミレット)スープ
・車麩のステーキ トマトソースがけ
・りんごとさつまいもの重ね煮
・豆乳白味噌ちゃんこ鍋
・ナッツとドライフルーツの雑穀バー
・たっぷり根菜のカレー粕汁
・柚子の和風ナポリタン
・アボカドと納豆のそば粉ガレット

料理を作るのは7割が渚、3割その他。マキの両親が人気有機農家なので、そこの野菜を使った料理も多し。ベジタリアン・ヴィーガン・マクロビオティックなどに興味がある人にもおすすめです♪

全料理カラー写真入りの公式レシピ本も出てますしね^^

<関連作品>

2016年に川口春奈さん主演で映画化されています。Amazonプライム・ビデオで観られるので、プライム会員の私は作品の存在を知って、まずこの映画をチェックしたのです、が……!
 

キャストはともかくとして、え?そこで終わり?感が半端なく……。後から原作コミックを読破してわかったのですが、全13巻のうち映画で出てくる内容の7割は1巻。残りは2巻と3巻の一部がちょこちょこ、という感じで。原作の濃密な人間模様があまりに端折られていて、もったいないなーというのが正直な感想でした。

こういう長編作品の映像化って、どこをどうまとめるかがめちゃくちゃ難しいんでしょうけどね。せめて連ドラで観たかったなぁ……。


映画版は、Amazonプライム・ビデオやFODで視聴可能です。

▽Amazonプライム会員なら無料で視聴可能

▽月額888円の《FODプレミアム》は初回登録時1ヶ月無無料

 

おいしいかおり(ウオズミアミ・完結)

・全2巻
・各話の最後にレシピ掲載あり

<あらすじ>

職場で「変人だけどイイヤツ」というキャッチコピーを付けられている薫(かおり)と、美人で交際相手に困ったことのない朔(さく)は、同棲し始めたばかりの同性カップル。正反対な性格の二人の絆を深めてくれるのは、ハーブとスパイスが大好きな薫が作る《ケ・アローマ!(なんていい香り!)》な料理を食べるひと時で……。

 

<感想・レビュー>

明るくテンション高めな薫のキャラは、実際に近くにいるとちょっと苦手なタイプかも……と思いつつも(笑)、女性らしい繊細で柔らかいタッチの絵と、美味しそうな料理はとっても好み♡ 同性カップルならではの葛藤なんかも描かれていて、2巻で終わってしまったのがちょっと名残惜しかったなぁ。もっと読みたかった~!

 

グルメ度:★★★☆☆  
豆知識度:★★★★☆
オシャレ女子漫画度:★★★★★

 

<そそられるひと皿>

・スパイシーショコラ・シナモン風味
・金のロールキャベツ・ターメリック風味
・ジェノバソース・ポテト
・チリコンカン・クミン風味 
・カルダモン・キャロットケーキ


いつものメニューに、こんな風にちょこっとハーブやスパイスを足すといいんだ……という発見のあるレシピが多かったかな。定番スパイスしか使えてなかったけど、レパートリーを増やしたくなりました^^

いぶり暮らし(大島千春・未完)

・既刊:1~8巻
 

<あらすじ>

カフェの雇われ店長・頼子とフリーター・巡のカップルが、家での燻製作りを週末の楽しみに、つつましい同棲生活を送る物語。チーズやウィンナー、ゆで卵といった燻製の王道に始まり、調味料や食材をまず燻し、それらを使って作る料理など、燻製の面白さを幅広く知ることができる作品です。


<感想・レビュー>

燻製ってこんな色んな楽しみ方があるんだ!という発見がたくさんあります。私も燻製初心者なので、見よう見まねで燻製レパートリーを少しずつ増やしてます。社会人女性 & フリーター男性というカップルが、《いぶり暮らし》を通してどう変化していくか……?という、ほのぼのラブストーリーにも注目♡

 

グルメ度:★★★★★ 
豆知識度:★★★☆☆
お酒が飲みたくなる度:★★★★★ 

   

 つい最近、最新刊8巻出ました!!

<そそられるひと皿>

・燻りたらことクリームチーズのディップ
・自家製ベーコンとほうれん草炒め
・燻製ドレッシングの「なんちゃってスモークサーモン」
・燻製牡蠣のオイル漬け
・燻製ベイクドチョコレート
・豚肉とアスパラの燻製バタポン
・海老と彩り野菜の燻製アヒージョ

 
書き出してみて思ったのが、やっぱり燻製に向いてるのは肉・魚・乳製品などの動物性食品なんだな~ってこと! オリーブオイルや醤油など、調味料に燻香をつければ用途はもっと広がりますけどね^^
 

 

ぴりふわつーん(青木幸子・完結)

・全4巻
・各巻末にレシピ解説あり

<あらすじ>

人並み外れた嗅覚を持ち《スパイスの魔術師》を目指している柚子原香は、OLの傍ら壮麗な洋館・橘邸に住み込んで留守番猫のお守り役をしている。同敷地内にある洋食屋・芳賀亭のシェフや訪れるお客達の人間ドラマを、「想い出の香りや味」をキーアイテムに、香が探偵のように紐解いていく物語です。

 

<感想・レビュー>

ハーブやスパイスの効果効能や、それを活かした料理……という知識を得るには良いのですが、ちょっと学習まんがっぽい感じが拭えません。なぜだろう?と考えてみたら、主人公の香が常に解説者っぽい立ち位置で、感情移入が出来ないからかも、と……。淡々とし過ぎていて、読み手が話に入り込みきれないというか。

ストーリーもいよいよこれから!みたいなところで最終話になってしまって、ちょっと消化不良だったかなぁ。

 

グルメ度:★★★★☆  
豆知識度:★★★★★
ストーリーの完成度:★★★☆☆

 

<そそられるひと皿>

・林檎と干し杏、緑胡椒のフルーツペッパーティー
・ローズマリーチキンのサンドウィッチ
・洋梨とプルーンのコンポート・スターアニス風味
・パクチーの冷製茶碗蒸し
・ヨモギのフェットチーネ

香自身が作ったものもありますが、芳賀亭のシェフ作というものも多く、《家で試してみたくなるレシピ》とはちょっと違うかも。いわゆる美食・グルメ漫画寄りなのかもしれませんね。

おわりに

というわけで、小説編に引き続き《食と料理の物語・漫画編》6作品を紹介してみました! 趣味嗜好が私と似てる方なら、楽しんでいただける作品が多いんじゃないかなーと思います^^

「ここに載ってないけど、こんな面白い作品あるよー!」ってコメントはいつでも大歓迎です♡ その際はまたこの記事を随時更新していきますね。

 

小説編も、初回アップ後に1作品追加しました♪

食でも料理でもないけど、人体を知るなら《はたらく細胞》!!

当ブログ管理人・上田涼子ってこんな人^^

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